喫煙者が生きづらい社会?

細菌の健康増進法により、公共の場所での喫煙が著しく制限されるようになってきた。
病院では当たり前のこと、学校やレストランでも全面禁煙だったりする。

今までは仕事をしながらプカプカ煙を吐き出していた喫煙者たちは、職場での居場所が減り、良くて喫煙ルームがある程度だ。
酷いと「敷地内禁煙!」で、吸いたければ敷地外に出て吸わなければならない。

しかし、この「敷地外での喫煙」が時に社会問題になっている。
「仕事の時間なのに、敷地外でタバコを吸って仕事をサボっている」と。

確かに、敷地外で喫煙していれば仕事はしていない。
しかし、逆に言うと「出勤している時に休憩すら取ってはいけないのか?」とも思ってしまう。
実際、非喫煙者だってタバコは吸ってないが、缶コーヒーを飲んで休憩していたりもする。
そういうのは認めて、喫煙は認めないとしたら、それはそれでまた「喫煙者差別」にならないだろうか?とも思う。

もちろん、喫煙は「百害あって一利なし」で推奨されることではない。
できるなら、この世の中からタバコがなくなればいいとも思う。
しかし、現実問題としてタバコなしには生きていけない人たちもたくさんいて、そういう人たちを一概に「法律で禁止されているから、敷地内禁煙。吸うなら外で。でも、外に出たらサボりだから給料返して。」ってのもどうかなぁ、と。

密室でタバコを断りもなしに吸う人とか、喫煙が禁止されているトイレとかで吸ってる人とか、非常識な人が多いと思ったりもする喫煙者のイメージがあるが、
逆にマナーを守っている喫煙者たちをそこまで追い詰めたりしなくてもいいと思ってしまう。
僕は非喫煙者だけどね…。

 

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