それまで乗っていた隼を頻繁にメンテをしなくちゃダメになってきたため乗り換えることにして2018年夏に手に入れたのが、隼の次に乗りたいと思っていたZX-14Rだった。ただ、新車で買うだけの余裕はなく中古で手に入れた2012年式と言われるモデルだった。5000kmしか走ってなくて、それなりに良さそうなマシンだった。
それが昨年に突風で倒れていた後から調子が悪かった。
何度もエンジンのかかりが悪くなり、何度もバイク屋に持って行った。
原因を追求するべく、あらゆるルートで調べて直してくれた。
後はエンジンをバラす以外に手がないくらいまで。
そのおかげで年越しは快適に走ることができた。エンジンのかかりも良くて、何の問題もないかのように思っていた。
でも、ついにその時がきた。
突然エンジンの掛かりが悪くなり、かかったと思ってもバックファイヤーが出たりエンストしたりするようになった。そしていよいよエンジンからヤバイ音がするようになった。
これ以上乗るのは危ないと思って、レッカーでいつものバイク屋に預けた。
そして、多分これが最後だな、と覚悟した。案の定、工場から来た答えは「これ以上の延命は勧められない」というものだった。
先代の隼に比べると短い命だったな。残念だ…。