インフルエンザの大流行

全国でインフルエンザが大流行している。
国立感染症研究所では、感染症情報の中で全国の流行状況を報告している。

2019年1月16日現在の流行状況

基本的には健康な学童以上では重篤化することは少なく、自然経過で治癒することがほどんどであるが、喘息や心臓の病気、糖尿病など代謝の病気、免疫力が低下している場合に重篤化することもある。
かつては10代に抗インフルエンザ薬の投与は不要(と言うか、使わないように)と言われていたが、現在では投与は許容されている。
ただし何より大事なのは、流行する1か月程度前にワクチン接種を済ませておくことと、流行時期のうがい・手洗いといった感染予防である。また、かかってしまった場合は、外出を控え、水分摂取をしっかり行い、消化の良い栄養の摂取としっかりした休息が重要である。
無用にインフルエンザを恐れる必要はないが、適切に対応することで社会の不安を解消することができるので、正しく知識を得ていただきたい。

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