毎年9月になると「防災意識を高めよう」キャンペーンをやってますね。
でも、防災意識ってのは日頃から持っておかなきゃならないモノだと思う訳でして、そういう事を日頃から家族に植え付けておく必要があると思う訳です。
ところで、ご自宅は地震に対してどれだけ耐えられるかご存じですか?
世の中には『耐震等級』なるモノサシがある訳ですが、その耐震等級って何なんでしょう?
と言う訳で、以下にその説明をしていきたいと思います。
(備忘録を兼ねて。笑)
耐震等級 1級 ・数百年に一度発生する地震に対して、倒壊・崩壊しない。 ・数十年に一度発生する地震に対して、損傷しない。 耐震等級 2級 ・耐震等級1級の1.25倍の地震に耐えられる。 耐震等級 3級 ・耐震等級1級の1.5倍の地震に耐えられる。
ところで、阪神淡路大震災では高速道路が柱ごと倒壊し、全国にその衝撃が拡がったのはまだ多くの皆さんの記憶に残っていることでしょう。その地震の時「1981年より前の建築基準で建てられた建物はヤバい」と言う事が至るところで言われていました。
建築基準法は何度か改正されており、大きな地震が起こるとその度に見直されたりする訳ですが、古い建築基準法で建てられた建物は当然地震に弱い可能性が高く、そういう建物は一度耐震設計を受けられることをお勧めします。
また、家が丈夫であっても中の家具が簡単に倒れるようなモノでは、結局地震で家具の下敷きになって死んでしまいます。
大きな構造物は突っ張り棒を付けるなど、地震に対しての備えをしっかりしておくことを強くお勧めします。
キャスターの上にテレビが載っているモノなどは、キャスターごと飛んできたりすることもありますので、そういう所にも意識をしていただけると安全かと思います。
皆で今後起こると言われている地震を無事に乗り切りましょう。