西アフリカで始まったエボラ出血熱のアウトブレイク。
アメリカやイタリアなど世界中で感染者を出しながらも、先進国ではそれほどのアウトブレイクは見られていない。
そして先日、WHOの事務局長補が「拡大阻止の兆しが見えてきた」と伝えている。
しかし、これはあくまで10月に予想された12月の新規感染者数が、今の時点になって下方修正されたというだけで、
いまだに西アフリカを中心に新規感染者が生まれているのには変わりない。
まだまだ世界中に飛び火する危険性は孕んでおり、安心はできない状況であると言いたい。
収束と言うにはまだほど遠く、今後どれだけ確実な封じ込めができるかは、現地の医療チームと世界中の保健機関の連携にかかっている。