特に最近は核家族化が進み、頼れるジジババが側にいないというのも大きな要因であろうが、
子育て世代の孤独感が強まっている。
個人主義が進み、自分の自由な時間が奪われることが嫌だからと、子供を作らない若い世代もいる。
そういう人々は子供たちの言動を忌み嫌い、小さな子供が泣いている姿を見て嫌味を言う。
そんな社会がまた子育て世代の孤独感を強くしている。
頼りになるはずのジジババが側にいないのはやはり大きい。
育児に家事に妻は時間を取られ、家に閉じこもる時間が長く、羽を伸ばす時間も息抜きをする時間もなければ、当然息が詰まる。
そして、そんな追い詰められた環境で母親は子に刃を向けることがある。
それが児童虐待。
この児童虐待は必ずしも親が子を憎んで起こっているわけではない、という事実がある。
もちろん、親と名乗る資格のないようなとんでもない親がいるのも事実。
その親の元に生まれた子供を不憫に思ってしまうこともしばしばある。
そんな時に周囲の大人ができることは「児童相談所への通告」だ。
それが、エスカレートした児童虐待の末に失われる命を救うこともある。
でも、そこまでではない場合、
自分たちで子育てに悩んで、途方に暮れている場合、
そんな時に相談できるところがある。
「鎌倉市こどもと家庭の相談室」がそれ。(クリックすると案内のパンフが見られます)
平日だけだったりとお役所的ではあるが、まぁ、ちょっとでもいろんな悩みのはけ口になれば、幸いです。