今ここにある危機

北朝鮮政府が日米韓を敵対国としてミサイルの標準を定めたと報じられている。
(参考:http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1002R_Q3A410C1EB1000/

ここで戦争を起こすことが北朝鮮にとって得策か否かは、冷静に考えれば自明の理であるが、
それが通用しない国なのだから仕方がない。
今こそ、いつ日本にミサイルが落ちてきてもおかしくはない状況が迫っていると言っても過言ではない。
まさに「今ここにある危機」なのだ。

実際、日本政府はすでに危機管理体制を敷いており、
日頃なら危機管理上では考えられない「何でも話していた政治家たち」が手の内を見せない発言をしている。
(参考:http://www.jiji.com/jc/zc?k=201304/2013040800255

「集団的自衛権の行使」について賛否はあるが、
今目の前に迫っている危機に対して、ただされるがままにいるべきかどうかは明らかではないか?
自分が目の前にいる男に刃物で刺されようとする時に、何もせずに刺されて待っているだろうか?
自分の家族が目の前にいる男に差されようとする時に、指をくわえて見ているだけでいてられるだろうか?
おそらくそんな者はいないと思うが、同じことが国レベルで起こっている。
自分(日本)が刺されるか、家族(米国)が刺されるか、の瀬戸際の状態だ。

もちろん、相手が手を出して来ていない状態で自分から仕掛けるのは、国レベルの場合は望ましいことではないが、
もし、相手が手を出してきた場合、そこで躊躇している余裕はない。
仮にアメリカにミサイルが向かったとしても、アメリカに被害が及べば、日本を防衛してくれる米軍も自国を守るために日本から撤退するであろうし、その場合は日本そのものもさらに危機にさらされることになる。
アメリカにミサイルが落ちれば、アメリカ経済も当然打撃を受けることになり、ひいては日本経済にも大きな影響を受ける。
今の世界情勢において、日本やアメリカにミサイルが着弾することがあるなら、それは今後の日本の人的・経済的ダメージを受けることと認識しなければならない。
それはあってはならない事態だ。

国民を洗脳して主席に君臨し、分をわきまえない行動に出る者を、そのままのさばらせておいてはならない。

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