しばしば事故現場に出くわすことがある。
そんな時は「救急魂」が目を覚ます。
車やバイクの運転中にはそこに駆け寄り、簡単な診察や手当を行う。
かつて、バイクで交差点に差し掛かった時に、歩道で倒れている爺さんを見つけて駆けつけて手当をしていたら、
そこを通りかかったかみさんが電話をしてきて「(バイクで)轢いたの?!」と言ってきた。
ちょっと離れたところで救護した時は、救急隊に顔が割れていることを認識させられた。
でも、最近では自分の身分を名乗る方がやりやすいと思い、現場で救急隊に引き継ぐときは、自分の所属と名前を名乗るようにしていた。
横浜で出くわした交通事故は、所属と名前を名乗り、後日にその隊員たちが自分の病院に運んできたときに「あの時はお世話になりました」と声をかけてくれた。
横浜の事故では家族を車に待たせたまま救護に向かい、カミさんは「自分が車を運転して帰らなきゃいけなくなるかな?」と覚悟したとか。
それからは「事故現場に出くわしたら夫はいなくなる」と覚悟しているらしい。
今日は仕事帰りに遠回りしたら、若い兄ちゃんがバイクですっ転んでいた。
ちょっと頭をぶつけたのだろう、同じことを何度か繰り返し話していて、動転していることが見て分かった。
それに鎖骨も折れていそうだ。あとで収まったが「ちょっと息苦しい」なんてことも言っていた。
ってことで、救急車を呼んだ。
当然救急隊に面は割れている。適当に申し送りだけやって、その場を去った。
後で、警察から電話がかかってきた。。。
その青年があまり事故の時のことを覚えてなかったからだろうか?
悪いことをして事情聴取を受けてるみたいで複雑な気持ちになった…。