無謀な帰宅

先日、出張先から夜中にバイクで帰ってきた。
出発22:30、静岡県の田舎から、バイクで4時間半。家に帰ってきたのは深夜3時だった。

学生時代に冬のさなかに近畿から関東までツーリングしたこともあった。
まだ12月頃だったと思うが、金がない学生の身分では冬用のバイクジャケットは買えず、雨具の下にフリースと長袖のシャツ、厚手のシャツを着て、股引にズボン、オーバーパンツを履いて、至る所に貼るカイロを貼って走った。

そんな経験があったからか、高速道路では多少の減寒対策はできたかも。
コツは、大型トラックの後ろにぴったり張り付くこと。
それだけでもモロに当たる風を避けることができて、体温の低下を防ぎえる。
今は冬用のジャケットを着てるからそれほど寒くはなかったけど、それでも手袋が夏用のしかなかったのがツライ。
それが今回の一番の無謀だったかも。

走行中はバイクに付けている気温計がずっと0℃前後だった。
やはり路面凍結が心配だった。
ブラックアイスもあり得る話で、極力スピードの変化やハンドル操作をしないようにして走った。

さすがに厚木を降りた辺りからは体の芯から冷えていて、勝手に体が震えた。
そんな時「そう言えば、低体温症って勝手に体が震えたりしたよな」と思いながら
「今直腸温測られたら低体温なんだろうなぁ」なんて考えていた。

無事に帰って風呂に入った。
指先が特に痛い。凍傷になりかけていたのだろう。
ひとまず無事に帰って来れて良かった。
今回の事で、来月の出張はさすがに新幹線で行こうと思った。

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