ローンの申し込みに当たっては事前に審査があり、
自分の収入や、既に抱えているローン、保険などの情報を提出し、審査を受ける。
その上で、自分が希望するローンを組めるかどうか内定がおりる。
僕は、土地と建物込みでひとまず申請した金額の内定はひとまず下りた。
で、いよいよ本申し込みだ。
不動産会社の担当者と共に三菱東京UFJ銀行の支店へ向かった。
そこで仲介会社(大手不動産会社:S社)がさらに立ち会い、ローンの契約を一緒に行うことになった。
構造はますます複雑だ。
このS社が仲介となって、土地の所有者である不動産会社(A社)と、今回の物件を斡旋してくれた不動産会社(H社)を結びつけた。で、H社は僕にA社の物件を紹介し、今回の契約になった訳だ。
ここでA社に土地の代金を支払うのは当然のことだが、H社とS社にも手数料なるモノが入る事になる。
さらに、H社は銀行に口利きをしてくれたと言う名目で手数料を取る。
とまぁ、単純に相手方との取引だけで済まず、手数料や保証料などで何百万が消えていった感じ。
ここに金が生まれる原理があるんだね。
納得いかない部分もあるけど…。
とりあえず、そんなこんなで手続きを済ませ、また後日正式に銀行から払い受け、それを各所に振り込む形で手続きを行う。その為にまた銀行に行かなければならない。
実際、当日は司法書士が立ち会い、入金されたらそこで振込用紙に金額を記載し、それぞれ振り込んで支払い完了となる。
後日、司法書士から土地の登記を行った旨の連絡が来て、いわゆる権利書と登記証明が届けられた。
これで晴れて土地を手に入れたことになる。